買い物や病院に行くと、お店の出入り口にアルコール消毒が置かれていることがあります。
私は病院へお見舞いに行った時やインフルエンザなどが流行している時期はあったら使用しますが、手指に付けるタイプは基本使っていません。
そもそもインフルエンザにアルコール消毒は効果があるのでしょうか?
インフルエンザとアルコール消毒についてお伝えしていきます。
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アルコール消毒って効くの?
私が10代の頃はなかったと思うのですが、何年か前から病院以外のスーパーや大型ショッピングモールなどといった外出先でもアルコール消毒が置かれているのをよく見かけます。
といってもピークの時と比べると設置されている店舗は減りましたが、「あれってそんなに神経質にならないとダメなの?」「アルコールはすぐ蒸発しちゃうのに効果あるの?」と疑問に感じていました。
寒い時期になると乾燥するから手が荒れるのに、さらにアルコール消毒となれば荒れること間違いなし!なのでアルコール消毒とウイルスについて調べてみると、どうやら効果のないウイルスとあるウイルスが存在するそうです。
アルコール消毒が効くウイルス・効かないウイルス
寒い時期といえばいろんなものが流行しますよね。
我が家でも毎年風邪はもちろんのこと、胃腸炎だったり溶連菌だったり何かしらもらってきています。
体調を崩すものの原因が細菌性のものだったりウイルス性のものだったりあるのですが、中でも一・二を争うぐらいもらってきてほしくないのがインフルエンザです。
インフルエンザはウイルス性のものですが、ウイルスはエンベロープのあるウイルスと、エンベロープのないウイルスに分けられます。
エンベロープウイルスは、アルコール消毒により容易に膜が分解されるといわれているけれど、ノンエンベロープウイルスはアルコール消毒が効きにくいそうです。
では肝心のインフルエンザはどっちのウイルスなんだ?と話しなんですが、アルコール消毒が効くエンベロープウイルスです。
アルコール消毒も全てではありませんが、アルコールに効果のある細菌やウイルスを除菌・殺菌することによって感染症のリスクを減らせたりするので、インフルエンザ流行時期以外にもオススメです!
ちなみに日本医師会によると、消毒とはウイルスや細菌などといった生きている微生物の数を減らすための処置のこと。
完全にやっつけるという意味ではなく、減らすという意味だったとは…!
またちょっとだけ賢くなりました(笑)
インフルエンザウイルスに有効な消毒とは?
インフルエンザは飛沫感染と接触感染でうつりますが、接触感染で人への感染力があるのは2~8時間程度と言われています。
といってもインフルエンザウイルスが付着しているのか、8時間以上経過しているのかなんてほとんど分からないですよね(^^;
そういった場合は80度で10分間以上加熱するか、70%以上の濃度のアルコール消毒が効果あるそうです。
カビキラー アルコール除菌 キッチン用 本体(400mL)【カビキラー】
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我が家ではコレ☝を使っています。
消毒に最も適したエタノールの濃度は80%前後で“消毒用”と書かれたエタノールの濃度は80%前後に調整されているらしいのですが、このアルコール除菌スプレーはアルコール濃度がどれぐらいか記載されていないので分からないんですよね(^^;
これでも十分やってくれそうですが、中にはノロウイルスにも効果がある製品があります。
プロが認めているだけあって評価がよさそうです。
接触感染はアルコール消毒と手洗いを徹底すれば防げそうですね!(^^)