今年の春に3人目を出産したのですが、初めて子宮頚管裂傷というものを経験しました。

それまで頸管裂傷なんて知らなかったのですが、なぜ頸管裂傷になってしまったのか?
原因や出血量、次の妊娠に影響があるのか?
などなど頸管裂傷についてお伝えします!

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子宮頸管裂傷とは?

頸管裂傷は“けいかんれっしょう”と読みます。
『子宮頸管裂傷』とは子宮の出口にあたる子宮頸管が裂けることです。

赤ちゃんが分娩の時に通ってくる道を『産道(さんどう)』と言いますが、産道は『骨産道(こつさんどう)』と『軟産道(なんさんどう)』とに分けられます。
骨産道は骨盤の内側を指し、軟産道は子宮下部・子宮頸管・腟・外陰部の筋肉や靱帯からなるやわらかい部分のことを指します。
頸管の側方である時計の3時と9時の位置には血管あり、他の部位より薄くなっているため裂傷の好発部位となりやすいそうです。

ナニそれ、超怖いんですけど!
って出産前なら怖がっていただろうけど、実際に経験した身としては3人出産して1人だけ頸管裂傷になってしまっただけだし、私の周りには同じ経験をした人はいないので、頸管裂傷になる確率はそこまで高くはなさそうな気がします。

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頸管裂傷の原因や出血量について

頸管裂傷になってしまう原因ですが、外傷によるもの以外はほとんど出産の際に起こるそうです。
軟産道のうち、子宮頸管が最も伸展性が悪く抵抗があり、急激に開大されると裂けちゃうらしい…。

だから出産はいきみ逃しをしたりするのか!と納得したのですが、それでも子宮頸管が急激に開大してしまうことがあります。
胎児の異常回旋や巨大児の場合によるものです。

他にも頸管の伸展性が不良で高年での初産や鉗子分娩などで起りやすいんだとか。
ごく軽度のものはほとんどすべての分娩時にみられるので自然に治癒します。

左右の動脈が断裂すると大出血をおこして危険で、輸血と縫合による止血が必要となります。
大きな裂傷がある場合には、出血の多少にかかわらず縫合するみたいですね。

頸管裂傷になった、私の場合

私の場合ですが、頸管裂傷になってしまった原因で当てはまるのが赤ちゃんが大きかったのとお産が急に進んだためかな?と思われます。
断言できないのは医師や助産師さんに聞いて確認していないからです(^^;

出産についての詳しいレポはこちら。
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私の出血量は400ml弱ほどで少なくはないけれど多量というほどでもなかったです。
なので輸血まではいかないけれど、縫合はされました。

ネットで調べてみると出血量が多かったという人の割合が高そうな印象を受けたので、私はまだ軽傷な方だったのかもしれません。

会陰を縫われるだけとは違って長い時間先生が縫っていましたw
こちらも出産で疲れていたので、「先生まだ縫っているな~」ぐらいにしか思っておらず、原因とかちゃんと聞いておけばよかったかな?と今となって思います(^^;

無事に生まれてくれたので良しなんですがね!

個人的には保険に入っていたので金銭面も助かりました。
むしろ普通の出産より保険が利いた分、ちょ~っとだけ安くなりました(^^)



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次の妊娠への影響は?

頸管裂傷について調べると、次の妊娠の影響について怖いことが書かれている文章をみたりしました。

放置すると、次回妊娠時に頸管無力症をきたして妊娠中期に前期破水をおこし、流早産の原因となることがある。

上記のことが書いてあるものが多いかな?
今はネットで調べると色々出てくるので、妊娠中で精神面が不安定なところで頸管無力症なんて言葉を見ると「怖い!」と思ってしまいますよね。

でも大丈夫です。
医師に聞いたら「ネットの書いてあることは嘘なことも多いから信用しちゃダメ」とバッサリ言われましたw

 

私は3人目ということもあって次の妊娠は考えていないのですが、入院中や退院する時に何も言われませんでした。
また、産後の1ヶ月健診でも何も問題はなく、経過も良好で「次の妊娠は1年空けて下さいね」と上の子たちと同じようなことしか言われていないので影響もなさそうです。

子宮頸管裂傷も人によって程度が様々ですが、1人目でなったから次もなるというものでもないので、気を付けるならゆっくりお産をしよう。ということぐらいしかできないかな?
具体的には遠くのろうそくを消すように細く息を吐くなど呼吸の仕方を気を付けるとか。
他には胎児が育ち過ぎないように妊娠中の体重管理を気を付けるとか。

次の妊娠時に今までのお産の経過を問診で記入する箇所が出てくるので、きちんと子宮頸管裂傷になったことを伝えていて健診で何か言われていなければ、まず心配ないかと思います(^^)

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